「生姜(しょうが)」~冷凍保存&解凍の方法~薬味用・すりおろしなど
冷凍「生姜」保存期間の目安:1か月
殺菌作用・消化促進・風邪予防・冷え性に良い…など
夏も冬も活躍する生姜。名脇役の野菜です。
刺身に生姜を添えたり、足の速い魚(痛みやすいサバやイワシ)を煮る時に入れたり、
殺菌以外に生臭さ緩和にも役立ちます。昔ながらの食べ方の知恵は凄いですね。
常備して使いたい時、早めに生のまま使う分と
冷凍保存してゆっくり使う分を上手く分ると便利です。
生のまま冷蔵庫で保管する時は、
ビニール袋から出してキッチンペーパーにしっかり包み、野菜室で保管。
乾燥防止と冷気除けになります。
袋に入ったまま放置保存すると、痛んだり乾燥して使えなくなりますものね。
乾燥生姜について
冷え性対策には、生よりも乾燥生姜がより良いと言われますが、
乾燥生姜の保存方法として「湿気させない冷凍保存」が重宝します。
空気に触れさせないように密閉して、冷凍庫に収納するだけです。
生の生姜、下準備
「薬味に使う時」は、小さい塊に分けてそのまま凍らせます。
殺菌目的で使う場合、切り口が空気に触れる時間を短くする必要があるからです。
- 洗った水気はキッチンペーパーで取る
- 小さい塊のままラップに包む
- 冷凍保存用の密閉出来る袋や容器に入れ、日付けメモを記入
「風味付けや臭み消しなどで使う時」は、カットして冷凍します。
- 洗った水気をキッチンペーパーで取る
- 千切りやスライスにカット、またはすりおろす
- 1回の必要量をラップに包んで小分けしておく
- 冷凍保存用の密閉出来る袋や容器に入れ、日付けメモを記入
※ラップに包む時も袋に入れる時も、早く凍るように平らにする。
特にすりおろしてから冷凍した生姜は大変溶けやすいので、
余分に溶かしてしまわないよう注意。
良く使うものは、サッと出し入れ出来る
冷凍庫の良く見える所に収納しておきましょう。
凍ったまま、使う
どんな形のものでも、凍ったまま使います。
余分な汁気が出るのを防げます。
加熱調理に入れる以外に、そのまま加熱なしで食べることも可能。
塊で冷凍保存したものも、凍ったまますりおろして使えばOK。
肉魚調理用としてスライスなどにカットしたい時は、半解凍してからカットを。
凍った姿&凍ったまますりおろした画像↓
持つ手が冷たいけど、堅さ的には意外と楽にすれました。
たとえば、冷麦のつゆに凍ったすりおろし生姜をそのまま入れる場合、
薄く凍った生姜は簡単に折って分けられるので便利。
つゆに入れれば自然に解けます。
しょうがの風味が消えていないので、風味付けに使えますよ。
凍った姿。↓
生を保管して使うよりも気軽に使えるので、重宝しています。